
著者:しっけ
出版社:G-Lish comics
★★
攻め:黒木 鎮(黒髪)/受:黄海 知昭(金髪)
『毎日違う相手とSEX!チン休なし!なヤリチンライフ♡を謳歌中の大学生の黄海は、界隈でも人気のあるオープンゲイ。ある日、トラブルに巻き込まれた黄海は同じ大学のクローゼットゲイ・黒木鎮に助けられる。強引に連れ込まれた部屋(※匿われただけ)乱れる息(※走っただけ)・・・ヤることはひとつ!!と黒木に迫った黄海だったが、気づけば首輪で繋がれち×こを突っ込まれていた・・・!?だけど案外、お尻でのSEXはキモチよくって・・・♡』
おバカビッチ受・ソフトSM・ネコ目・大学生・Sっけ攻
自称人よりちょっと性欲が強いタチだった受がものの見事に完全ネコにさせられてしまうお話。なので作中には受とモブ(不特定)が合体しているシーンが所々出るので注意。
世間にカミングアウトしていない攻がそんな受をウザがりイラつきつつも、本能のままに性を謳歌してやりたい放題の受に対してなら自分の隠している欲を全て出してもいけるんじゃないか(そもそも嫌いな奴だし気を使わなくてOK)と本性を露わにていく。
最初はお互い「好き」なんて感情なし。悪酔いによる粗相くらいなんだけど、初めてネコをしてみた受がそっちに興味を持ってしまうところから徐々に関係性が変わってくる。
基本自分の気持ちに素直な受。体から始まったとはいえ気持ちいいことだけをしたいんじゃなくて、”攻”と気持ちいいことをしたいということに気づくきだんだん攻を独占したい気持ちが芽生えてきます。それをそのまま攻にストレートに伝えるんだけどその訴え方が必死というか、いっぱいいっぱいで一生懸命な感じが可愛い。そんなまっすぐな好意を向けられて攻もだんだん受に対して惹かれていく。ある事件をきっかけにお互いの想いを伝えあってめでたく付き合うハピエン。
人気シリーズのようで2巻も出ているしドラマCD(増田俊樹×野上翔)も発売している。
イラストがかわいいエロい。体が細すぎて肉感は乏しいものの今どきおしゃれな絵柄でいい感じ。
ーーーーーーーキリトリ線ーーーーーー
以下より下からはネタバレを含む
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また、攻は隠れゲイだけどそれなりに経験はあり性欲処理も出会い系やハッテン場を使ってちゃんと発散してる。そこでつちかわれてきたからなのか自分のSEXスキルには結構自信がありそうな印象。
受は素直。とにかく素直。特に自分の気持ちや体の欲求に素直。もはやそれは清々しいほどなんだけど、自分の欲求優先なのであまり他のことは考えていないのか考えられないのか?なんだか純粋なのかアホなのかわからないキャラだった。
そのキャラのおかげ?か受のセリフで全体的に軽いノリになることも多かった。カジュアルな感じで読みやすい反面、セリフや仕草に重みが感じられないのが残念。
最終的に攻は泣き顔が好きだし、受は乱暴にされるのが好きで相性のいい二人なんだろうなと。個人的におバカビッチが好きではないので2巻は購入しなかったが2巻ではさらにキャラが深堀されて、また二人の関係もより深まって好きになれるのかもしれない。
攻のSっぽさやクールな感じ、最初は嫌いの対象だったけどそれを乗り越えてしっかりと好きになった過程とか、受の素直さとお願いする可愛さ。重すぎず読みやすいのでどの層にも一定の満足感が得られる作品。
気になったら調べてみよう!
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